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REIT=不産投資信託とは、不特定で多数の資産家から資金を集めて不動産を購入して、そこから生じる賃料や売却益を投資家に分配するファンドの事です。不動産を主な運用対象とする新しい投信とし、2001年11月に誕生したものです。その最大のメリットとは、証券取引所に上場していて、証券会社を通じてリアルタイムで売買できる事でしょう。株式と同じように指し値注文も成り行き注文も行う事が可能です。このREITの登場によって今までは個人では行うことが困難であった不動産投信が比較的小額から簡単に行えるようになったのです。福岡賃貸を検索するとなかなか良い物件が見つかるらしいのでチェックしてみては?
この不動産投資信託について考える前にそもそも不動産投資信託とは何なのでしょうか?まずはそこから解説してみたいと思います。
不動産とは、土地や固定されている定着物を指し、自然なものや人工的なものの両方が該当します。例えば、住宅や工場、ビルや石垣などの人工物や樹木や温泉などの自然物です。日本では土地と建物を別の不動産としてみなします。たとえば、土地は自分の不動産で建物は他人の不動産の場合です。つまり不動産とは、土地及びその定着物を指し不動産以外の物は、全て動産といいます。不動産は、その移動が容易でなく、財産として高価であるため、動産とは別個の規制にあります。民法において、土地上の建物は土地と別個の不動産として扱われます。
民法は、不動産に原則の考え方を採ってます。たとえ所有権を取得したとしても登記が無ければ第三者に対して、所有権を対抗できません。登記法では、建物は屋根や壁で遮断され、建物としての機能があること、土地に定着している事が求められます。そのため建築中の建物は、屋根や壁が作られた段階で、不動産である建物となります。ただし、自動車等で牽引する移動式の建物などは、不動産にはなりません。不動産に付属する従物として建物とは別に扱うとする特約が無い限りは、建物所有権の移転や建物に対する抵当権を受ける事ができます。
これら以外にも、特別法によって立木や鉄道財団等も一個の不動産になります。 また、本来は不動産ではないが、場合により法律や行政上などで不動産に準じて扱われるものとして船舶、航空機、鉱業権などがあります。しかし 「固定資産=不動産」 ではありません。
不動産投資信託とは、多数の投資家が資産運用会社に資金を預けて、資産運用会社がその資金を株式や債券、また金融派生商品などの金融資産や、あるいは不動産などに投資して、その運用で得た利益を投資家に分配する金融商品の事を言います。集めた資金をどのような対象に投資するかを、投資家が選んだ専門家に信じて任せるので 『投資信託』 と呼ばれています。
不動産投資信託の運用成績は市場環境等によって変動して、運用によって生じた損益は全て受益者に帰属します。なので、運用が上手くいけば収益を得る事が可能なのですが、一方で運用が上手くいかなければ元本割れする事もあり、運用の際には自己責任が求められるのが原則になります。
不動産投資信託の商品は不動産投資信託会社で作られ、証券会社や不動産投資信託会社、銀行や生損保などの金融機関を通じて販売されます。その商品を、投資家が購入すると、申込金は信託銀行の運用会社名義の口座に振り込まれます。申込金と引き替えに、投資家には、その投資信託を保有する事で発生する分配や損益を受け取る権利を表す受益証券が運用会社より発行されます。
日本における不動産投資信託というのは、昭和26年に施行された証券投資信託法によって端を発して、高度経済成長の好景気を背景に、随時、発展してきました。昭和36年には公社債投信が発売されて、株式や株式投信に距離をおいていた人たちにも購入層が広がり、バブル期、またはその市場規模は58兆円にも上りました。しかし、バブル崩壊、その後の金融不安、低成長が続く中、株式投信は運用難で基準価格は低迷し、多くの投資家が損失をこうむる事となりました。
Last update:2023/12/4