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不動産投資信託の魅力は数多くあり、なかでも、10〜70万円という比較的小額から気軽に不動産投信ができる道を切りひらいたことの功績は大きいでしょう。まぁFX比較サイトなどで始められるFXにくらべれば高いですが十分個人でも始められる額です。不動産を買う事は、多くの人々にとって 「人生最大の買い物」 と言うほど多額のお金が必要となり 「不動産へ投資をする」という事は、決して誰でもできることではありませんでした。 しかし、その後の不動産投資信託の登場により、投資家たちは、小口化された投資口を購入するという形式で、比較的少額から不動産に投資をすることが可能になったというわけです。これなら広島 賃貸で好みの物件も見つかるのではないでしょうか?
また単独で物件を保有している場合とは異なって、不動産のプロが多数の分配投資をしてくれるので、ちゃんととリスクヘッジをする事が可能です。これらの保有物件から入る毎月の賃料が分配金の原資になってしまうい、収益が比較的安定しているのも大きな魅力かもしれません。
ここでは、このような不動産投資信託の魅力を一つずつわかりやすく紹介していきます。
不動産投資信託に投資する事の最大の魅力というのは、この配当利回りにあると考えられています。現在は、まだファンドの数が少ないので一概にその水準を示すことは難しいでしょう。しかし、現在上場している不動産投資信託の一つが公表している平成13年の12月期の分配金予想額は16,200円です。これを平成14年2月1日現在の時価をベースとし、年率換算すると4%台前半の利回りとなります。ただし、同法人の公表資料によると実質的な運用期間は平成13年の5月23日からで、この実質的な運用期間を基に同様の年換算利回りを計算すると6%台後半となり、現在の預貯金の金利水準や株式の配当利回りなどと比較と時も、高い水準にあると言えるでしょう。
ただし、不動産投資信託の分配金は、将来的にその支払いが保障されているとは限りません。投資口の価格もまた日々変動しています。したがってこの配当利回りはあくまでも予想であり、もしくは過去の実績としての数値になるということを念頭におかなければいけません。
不動産投資に限ったことではなく、一般に投資から得られるリターンというのは、インカムゲインとキャピタルゲインに分類され、前者は投資元本が生み出す果実部分です。債券であれば利子で、株式であれば配当で、不動産投資であれば賃貸収益です。後者は、投資元本の増加によってもたらされる収益であり、元本が増加すればキャピタルゲイン、減少すればキャピタルロスとなります。そして、それらの合計をトータルリターンと呼びます。商業施設としての立地に優れており、信用できる大手小売企業と長期間の賃貸借契約がある物件を選んで投資することで、将来的に長期間にわたって安定したインカムゲインが期待できるでしょう。
現状の市場環境では、平均して毎年5%から6%程度の利回りが見込める為、キャピタルゲインを全く見込まなかったとしてもトータルリターンは5%〜6%、逆に毎年1%程度のキャピタルロスを見込んだとしても、4%〜5%程度のトータルリターンを得ることができます。さらに、もし仮に投資不動産の価値が完全にゼロになってしまったとしても、30年にわたって安定したインカムゲインが得られるならば、投資元本の1.5〜1.8倍の現金を回収する事ができます。
不動産投資信託の配当というのは、ファンドの所有する不動産から得られるインカムゲインが主な原資となっており、不動産賃料は、あらかじめその額が一定期間にわたり定められている事が多くあります。そのため、一般的な事業会社の収益などと比べると、不動産投資の収益は安定したものとなりやすいと考えられます。その結果、不動産投資信託から得られる分配金も同様に安定的に推移する事が期待されています。
ただし、このような特徴は事業会社との比較の中での傾向であって、将来にわたって安定的な分配金支払いが約束されているとは限らないのです。賃料の未払いや建物の滅失等が発生した場合などには、分配金の支払いが減額される事や、支払われないケースも考えられるので注意してください。
Last update:2023/5/22